タイトル | : Re: VBNによる症状 |
記事No | : 3403 |
投稿日 | : 2020/02/04(Tue) 22:34 |
投稿者 | : おっと |
> VBN量において腐敗と判断された畜肉を摂取して
私は長いこと食中毒について興味を持ってみていますが、そのような「VBN量において腐敗と判断された畜肉」のケースで発症された方の例を知りません。
水産物の場合は、不揮発性アミンであるヒスタミンによる食中毒はしばしば起きていますが、畜肉の場合は知りません。
現在、細菌性食中毒の原因第一位のカンピロバクターは新鮮な鶏肉の生食が原因となっており、腐敗は食品の品質上問題となりますが、衛生水準が向上した現代では、食品衛生的にはあまり問題とされていません。
最近は熟成肉が話題になることもあるようですが、
次のサイトが参考になると思います。
@ 元墨田区食品衛生監視員 笹井 勉「腐敗と食中毒はどう違うのか」 (食べもの文化 2018 年9月号 季節の衛生管理) http://www.saturn.dti.ne.jp/~sasai/tabemonobunka18.9.pdf
A 生食用鮮魚介類における腐敗指標アミン類の生成状況/愛知県 (平成 14 年度愛知県食品衛生監視員研修会) https://www.pref.aichi.jp/shokuhinkensa/tyosa/14pdf/14ken02.pdf
B (一社)東京都食品衛生協会のお知らせ版 第176号 「ドライエイジングビーフの衛生管理」 http://www.toshoku.or.jp/eiseijigyo/backnumpdf/20180703-176.pdf
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