お世話になります。表題の本があるかと思います。あまり難しいことが書いてあるとわからない可能性があるのですが、どのようなことが書いてあるのでしょうか？また、結構値段もしますが購入しておいたほうが良いものなのでしょうか？

> 購入しておいたほうが良いものなのでしょうか？

　実際に読む機会は少ないと思いますが、予算があれば購入しておいたほうが良いと思います。これは、私個人の意見です。

　発行元である日本食品衛生協会の微生物編への紹介ページに次のように書いてあります。

「公定検査法（告示、通知等）のほか、国内で食品の微生物検査をするにあたり、標準法として広く認められている検査法についても詳細に解説。新しい手法も盛り込み、食品の微生物検査の最新の技術書。告示、通知も収載。」

以下、目次の一部です。

第１章 総 論
１ 検査を行う施設の管理
２ 微生物基準とサンプリングプラン
３ 食品検査とは
４ 試験法の妥当性確認と性能検証
５ 精度管理（内部、外部）
６ 微生物試験における検体の取扱い
７ 微生物試験における基本的事項

試験検査の業務管理（GLP）を行い、対外的に信頼されるような検査結果を出す必要があるならば、必要な本だと思います。
内容的には、告示や通知法による検査のやり方が読みやすく収載してあるといった感じだと思います。

ただ、会社内部向けの簡易な現場検査しかしないということであれば必要ないと思います。しかし、その現場検査の結果をきちんと理解するための勉強には必要な本ですね。