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タイトル 大量調理施設衛生管理マニュアルの検便検査について
記事No 2015
投稿日 : 2009/06/21(Sun) 02:19
投稿者 給食当番
大量調理施設衛生管理マニュアルの検便検査についてお尋ねします。昨年、「腸管出血性大腸菌O157」から「腸管出血性大腸菌」と改正されたましたが、検査としてはベロ毒素を産生している菌がいるかどうかを検査で確認した方がよいのか、それとも、ベロ毒素の産生の有無ではなくO157やO26等血清型を調べて菌自体が存在しているかを確認した方がよいのか、どちらが適当なのでしょうか。
また、ノロウイルスの「必要に応じて」検査するとはどのような場合と考えるべきでしょうか。

タイトル Re: 大量調理施設衛生管理マニュアルの検便検査について
記事No 2016
投稿日 : 2009/06/21(Sun) 20:34
投稿者 RED
参照先 http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?ANKEN_TYPE=3&OBJCD=100495
> 大量調理施設衛生管理マニュアルの検便検査についてお尋ねします。昨年、「腸管出血性大腸菌O157」から「腸管出血性大腸菌」と改正されたましたが、検査としてはベロ毒素を産生している菌がいるかどうかを検査で確認した方がよいのか、それとも、ベロ毒素の産生の有無ではなくO157やO26等血清型を調べて菌自体が存在しているかを確認した方がよいのか、どちらが適当なのでしょうか。

 厚生労働省のパブコメ資料及び腸管出血性大腸菌感染症の届出基準を見る限り後者が適当でしょう。

・パブコメ資料→「大量調理施設衛生管理マニュアル」の一部改正についての意見募集結果についての「意見番号2、58及び59」
・届出基準→http://idsc.nih.go.jp/iasr/27/316/dj3168.html

> また、ノロウイルスの「必要に応じて」検査するとはどのような場合と考えるべきでしょうか。

 上記資料の「意見番号52〜57」を参照すると、不顕性感染者の発見が目的とされているので、定められた期間において定期に実施することを原則とすると理解していいのではないでしょうか。

URLは、パブリックコメント・キーワード検索(結果公示案件一覧)へのリンクです。

タイトル Re^2: (追加)大量調理施設衛生管理マニュアルの検便検査について
記事No 2017
投稿日 : 2009/06/21(Sun) 20:52
投稿者 RED
参照先 http://www.mjl.co.jp/05/e_pdf/E09-01.pdf
前段はどうもはっきりしませんが、一応訂正します。
選択分離培地→ベロトキシン検査と理解しています。
リンクは、ある検査受託会社のリーフレットです。

タイトル Re: 大量調理施設衛生管理マニュアルの検便検査について
記事No 2018
投稿日 : 2009/06/21(Sun) 21:21
投稿者 おっと
考え方にある『「また、必要に応じて、10月から3月にはノロウイルスの検査を含めること。」に修正いたします。』ですが

私たちの方では、とりあえず、ノロウイルスにり患したおそれがある場合はとしています。
いづれにせよ、定期検便の結果ウイルスを保有したことが判明した時点というのは、最もウイルスを排出する時期を過ぎている場合が多い訳ですから、日常の丁寧な手洗いを最重点として指導しています。

タイトル Re^2: 大量調理施設衛生管理マニュアルの検便検査について
記事No 2019
投稿日 : 2009/06/21(Sun) 23:00
投稿者 RED
> 私たちの方では、とりあえず、ノロウイルスにり患したおそれがある場合はとしています。

 いくつかの自治体の教育委員会関係の委託契約の仕様書の内容を検索してみましたが、本人又は家族に感染の疑いがある場合などとしている自治体もあるようです。
 不顕性感染者による食中毒の発生が危惧されている訳ですので、感染症法との絡みも考慮して具体的に定める必要があるようですね。
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