<資料目次へ>「おう吐・下痢」「ノロウイルス」総集編月別感染性胃腸炎発生動向 |

(参考):感染性胃腸炎発生動向調査

 毎年見られる感染性胃腸炎の流行は秋口から始まり年末に向けてピークになります。
 この秋からの流行の主体はノロウイルスと考えられ、
 2〜3月になるとロタウイルスと主役交代するのが例年のパターンです。
 この調査結果は毎年更新されますので、
 以下に2010年のデータを
 大阪府立公衆衛生研究所のホームページから転載します。
 http://www.iph.pref.osaka.jp/infection/noro/noro.html

2010年秋からのシーズンは大阪府南部(泉州、堺市、南河内)から始まりました。
次いで大阪府中部(大阪市、北河内)で広がり、
淀川を越えて大阪府北部(豊能、三島)へ広がっていきました。
先に流行した地域からピークに到達し年末には収束に向かいました。
2010年は年初から例年になく多発していますがこれはノロウイルスの流行です。
4月〜5月にはロタウイルスの流行がありました。
今季の流行は44週(10/26〜11/01)から始まったようです。
グラフからも2010年は2006年の大流行に次ぐ患者が発生していることが分かります。
◆病原体検出情報
感染性胃腸炎を引き起こす病原体は細菌やウイルスなど多様です。
感染症発生動向調査に基づいて、その原因を明らかにしています。
ここでは感染性胃腸炎患者さんから検出されたウイルスの検出情報を掲載しています。
下のグラフは平成21年のデータです。