タイトル | : Re: 一般生菌の基準 |
投稿日 | : 2021/04/21(Wed) 22:48 |
投稿者 | : おっと |
> こちらの製造工程は加熱→冷凍されており
> 使用する際は解凍し再度加熱 になります。
そうですね。2加熱後摂取冷凍食品(凍結直前加熱)で成分規格は書かれているとおりですね。
(下記の[資料]を参照ください。)
質問ですが、当該商品は、自然解凍でも食べることができたりしませんか?
この場合は、1無加熱摂取冷凍食品 にも該当するのではありませんか?
ただし、成分規格的には2加熱後摂取冷凍食品(凍結直前加熱)と同じですから問題はないでしょうね。
(下記の[参考]を参考ください。)
[成分規格]
一般細菌:100,000 以下/g
大腸菌群:陰性
ここで、ご相談のような商品は加熱後衛生的に容器に充填されていれば、一般細菌数は1gあたり10万個にもなる筈がありませんよね。一般家庭向け弁当用自然解凍調理冷凍食品のように常温でも大丈夫なような品質が確保できないのでしょうか。
メーカーによっては、0.01gあたり細菌数は0個または1個、かつ大腸菌群陰性を品質上の規格とするところもあります。そこでは、この菌数をオーバーするということは製造ラインに何らかの問題があると考えています。何らかの改善措置が必要ということですね。
類似商品の例ですが、タカハシ様ご指摘のように見当たりませんね。スーパーでは、1は菓子類でありませんか。2は唐揚げなどたくさんありませんか。3はブランチングした冷凍野菜などが多いのではありませんか。
--- 資料 ---
○ 冷凍食品 / 厚労省の食品別規格基準
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000126767.pdf
--- 参考 ---
◇ 一般家庭向け弁当用自然解凍調理冷凍食品等の製造・販売に係わる取扱要領
https://www.reishokukyo.or.jp/wp-content/uploads/pdf/room-temp-thaw.pdf